一昔前はネット副業という仕事はあまり一般的ではありませんでしたが、wifiの普及によって、また、LINEやSkype、zoomなどを利用した画面通話が可能となった今、人と実際に会わなくても、顔を合わせることができ、また資料を共有することもできるので、自宅でネット副業が可能となっています。
勿論相手があっての仕事ですので、打ち合わせや報告など、時間を調整することは必要ですが、基本的には自分で時間を決めて仕事に取り掛かることができる点は、子育て中の主婦にも可能となってきています。
ネット副業を通して、様々な人とオンラインで出会いましたが、多くのクライアントは画面越しに丁寧な対応をいただけ、また、リアルに会うより、余計な雑談が少ないため、打ち合わせはとてもスムーズに終わります。
slackやchatworkなどを使って文章でやりとりをする際には、相手が読んだときにどのように受け止めるかを考えた上で送信するので、文字での伝達力は必要になってきますが、その作業を通して、文字で伝える力を身につけることができます。
仕事の延長で付き合いをすることがあまり好きでない方には、ネット副業は最適と感じます。
なんとなく帰りずらいなという付き合い残業もなく、付き合いランチもなく、帰りがけの一杯の誘いもありません。
仕事とプライベートを切り分けたい、無給の付き合いはいらない、という考えは、コロナ禍を通して多くの方が気が付いた点でもあります。
飲みにケーションという言葉が既に死語の扱いになっているのもうなずけます。
また、年齢制限がないという点は、子育てがひと段落した主婦だけでなく、仕事の収入が伸び悩んでいる若者世代、出世がこれ以上見込まれないと感じている中年層にとって、ハードルが低く、ネット副業を始めやすい環境となっています。
自分の時間を使って少しずつ学んでいくことができ、さらにクライアントの中には、仕事を通して学んでいってください、という方もいますので、なにかスクールに通ってスキルをつけてからでないとできないとか、なにか資格を取ってからでないとできないとか、そういうことはありません。
ネット副業は、基本的には業務委託が多く、自ずと確定申告をすることになりますが、やってみると難しいことはなく、税について多くのことを知る機会になるので、サラリーマンしかやってきていない、という人よりは、税についての知識がつきます。
各種控除もうまく活用し、節税や還付など、お得感のある情報を知っているというのは、生活していくうえでの強みにもなります。